足のことを知る

足への負荷について

 人間は進化の過程で4足歩行から2足歩行へと移行し、その代償として、体重を2本の足で支えなくてはならなくなりました。足への負荷は歩行時に約1.5倍走った場合の衝撃は体重のおおよそ3倍かかるとも言われています。

足の体積は身体全体の3%

 足が身体に占める体積はわずか3%しかありません。3%の体積で残りの97%を支える足はかなりの重労働といえるでしょう。第二の心臓とも言われる足の健康と安全は現代人にとって非常に重要なキーワードとなっています。身体の全体重が加重される足には驚く程のストレスがかかるため、常に安全で機能的なポジション(ニュートラル・ポジション)でいることが重要です。

足の骨は身体全体の25%

 足の骨は、片足 26 本(種子骨を含めると 28 本)あり、人の骨の数( 206 本)の 25%が足に集中しています。それに伴い靭帯や腱の数も多く、数百もの器官からなる非常に複雑な構造をしています。